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何よりも最初に知っておきたい!◇地盤の強さ◇

2018-09-03

最近よく皆さんもよく耳にされている耐震性や耐久性という言葉
一般的には建物に対してよく使われます。建物の性能は強い地盤があってこそその役割を果たします。
あなたが購入された土地の地盤は安全ですか?

家づくりを始めると最初に決めることはどこに家を建てるか。土地選びが重要です。
商業施設に近い、小学校に近いなど様々な条件を考え選ぶ土地ですが、家を建てる土地は地震強い土地ですか?
家にひびが入った、家が傾きドアが閉まりにくくなった等、欠陥住宅として聞くこういった被害は軟弱な地盤が引き起こしていることが多い問題です。
土地を購入される際にその土地の成り立ちや特徴を知ることも大切です。

土地が、山地・丘陵地・台地・低地のどれに分類されるのかを知るだけでも判断できる要素があります。
簡単にできるチェックできるポイントとして
①周辺に川や・池などの水域がないか
②埋立地・造成地ではないか
③まわりの土地や道路に対して低くないか
などを調べてください。
その他に土地の名前に沼や池・川・水田などに由来する名前の土地なども地盤が弱い事があるので注意が必要です。

 

よくお客様から「地盤調査」は必要ですか?

と聞かれることがあります。
結論から申し上げますと「必要」だと考えます。
基礎の設計の際には地盤の耐力も必要です。会社により調査をし、申し込むと地盤による建物の破損事故の費用を一定額補償をしてもらえるところもあります。
調査により一定の耐力が地盤にない場合、地盤を改良する工事が必要になります。
費用も50~150万円ほどかかってしまうこともあるので、地盤を知らないで土地を購入すると思わない出費となってしまいます。
調査の時期ですが、ほとんどの方はこういった事を知らない為、土地を購入してからされるかたがほとんどです。
調査の費用は10万円前後が一般的です。購入される際には不動産屋さんに購入前に調査可能か聞いてみてください。
購入前に調査できると、もし軟弱な地盤な土地でもどれくらいの費用で土地を改良できるのかわかり、安心して家づくりを進めることが出来ます。

地盤の調査をする方法は木造建築では
①スウェーデン式サウンディング試験
②表面波探査
があります。それぞれに調査の特性はありますが、一般的には①スウェーデン式サウンディング試験が多いと思います。
調査をする際には、中立的な立場で検討し、アドバイスをしてもらえる家づくりの専門家や工務店・設計士さんに相談されることをおすすめします。

土地の購入は「安全で安心できるチェック」を行ってからにしましょう。

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